記憶を失くした三浦の記録

昔のことなんて、覚えていません

天気予報

ときどき見かけるのですけれども「天気予報が当たらない!」と憤慨なさっている方が少なくないのですが、それはもう仕方がない、というより「どうしようもないですよね」と感じます。気持ちはわからないでもありませんけれども、そもそも予言ではありません。予報です。何を予報しているかと言えば「人間が様々な努力をして整えた、少し未来の天気の推測について」を前もって知らせているだけであって、そもそも確実なものとは言えないはずです。
もしも確実に的中する予報が可能であるならば、もうちょっとだけ人間社会は被害軽減に動けていると思うのですよね。確実に台風の進路予測が可能であるならばアチコチの被害を未然に防ぐことが理論上は可能になるはずですから、例えば先日の関西空港が被った惨状などは予言されていて然るべきですし。もちろん対策には費用が必須でしょうけれども確実に発生が予測できるのであれば、きっと予算を積むと思うのです。目に見える実効があるんですもの。

などと斜に構えつつ書き連ねてみましたけれども、私も気象に関するページを幾つかブラウザのブックマークに登録していたり、お天気アプリが複数スマホにインストールされていたりします。複数の情報源を比較して「ちょっとでも的中精度が上がったらいいな」という、細やかな試みなのですけれども。それでも少し調べてみると違うページやアプリでも実は情報源が同じだったり、逆に予報結果が違い過ぎて私の判断がブレブレになったりとコレはコレで悩ましいのですけれども。
なんて書いていると、より気になってきましたので、とりあえず天気予報のwiki (https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E6%B0%97%E4%BA%88%E5%A0%B1) を覗いたところ、

> 日本の気象庁における、ごく一般的な「天気(降水の有無)」の予報における適中率(1992年〜2009年の18年間全国平均)を挙げると、17:00発表の翌日予報で82%、翌々日で79%、11:00発表の週間天気7日後予報で65%となっている。

とありました。
思った以上に的中率が高いな、というのが正直な感想です。「丁半博打に毛が生えた程度なのでは」程度しか信用していませんでしたので、翌々日でも四分の三を超えているとは素直に驚きました。これからは、もうちょっと天気予報を信用したいと思います。

しかし信用し過ぎて外れたときに文句を言うのも「ちょっと違うよね」と感じられますので、やはり適度に適当に晴れたり降ったりへ対応して生きてゆくのでしょうね、これからも。
あ、オチはありません。ダラダラと書きたいから書いただけですので。お目汚し失礼。